TRIP13

ここでしか叶わない、非日常な10分間!
忘れられないスリリングな触れあい

タイでのアクティビティの一つとして、インスタグラマーたちに人気がある「タイガーキングダム」という場所をご存知でしょうか?トラとツーショット写真が撮れてしまうという、行ったことのあるみなさんの写真を見るだけでもドキドキしてしまうスポットです。

プーケットにもタイガーキングダムがありますが、チェンマイのタイガーキングダムがあるのは郊外のメーリム地域で、近くにはメーサー・エレファントキャンプもあります。チェンマイの市街地からは車で30~40分ほど。タクシーやソンテウで向かいましょう。

駐車場から中に入ると、受付やレストラン、グッズ売り場などを兼ねた建物があります。訪問時の2018年秋には10周年だったらしく、記念モニュメントが。

まずは受付で触れ合いたいトラやライオンのサイズ、種類を選びます。値段がそれぞれ違い、セット販売などもされているのでお財布と自分の度胸に相談しながら選びましょう!

ちなみに、身長が160㎝以下だと体験可能なトラが限られますので要注意。トラの成長や出産タイミングなどにより都度入れ替わりや値段の変更があるようですが、取材時には150㎝あればMEDIUMサイズのトラ、110㎝あればSMALLESTのWHITE TIGERとの触れ合いが可能でした。 当然ながら危険も伴うスポットですので、小さなお子さんを連れての旅行中に行くのは難しいかも。いつでも逃げることができる体力のある人、という条件があります。

わたしたちは身長160㎝以下だったので、MEDIUMサイズのトラにチャレンジすることに。基本的には10分間と時間制限があり、値段はひとり799バーツとちょっとお高め。ひとりずつ同意書へのサインを済ませてから前払いで支払いをします。

チケットをもらい、建物のさらに奥にあるトラたちが生活しているエリアに入場します。ここから先にはエリアごとにいろいろな種類、サイズのトラやライオンたちが!
中にはフォトスポットもたくさん設けられているので、ドキドキしながら記念撮影もしておきましょう。

トラの顔面のスポットは、ザ・タイガーキングダムという感じの写真が撮れますね。

園内を進んでいくと、あっちの檻にもこっちの柵にもトラやライオンがうろうろ…!飼育されているトラたちは、檻の外からであれば自由に見たり写真を撮ったりすることができます。他の人がツーショットタイムをしているのを見ながら撮影のイメージを膨らませたり、よけいにドキドキしたり…。園内は清潔な印象で清掃が行き届いていて、においもほどんどありませんでした。

注意事項も掲示や檻の中に入る前に見せてもらう冊子でチェックできますので、よく読んでおきましょう。冊子には、日本語で書かれた注意事項もありますよ。フラッシュを焚かないこと、騒がないこと、トラの頭から近寄らないことなど…

購入したサイズのトラのゾーンに行き、注意事項を確認したら荷物を置いてカメラやスマホだけ持って檻の中に入れてもらいます。もちろん、付き添いで飼育員の方が一緒に入って指示をしてくれるしくみです。
中に入ると、いよいよトラとご対面です。

なんと1頭だけでなく3頭が仲よく暮らしているゾーンに当たってしまい、ドキドキも3倍。おとなしくゴロゴロしているかと思いきや、結構活発に歩き回ったり食事をしたりもしています。

そのうち1頭がのんびり触らせてくれそうなタイミングがあったので、おそるおそる近づいて…。写真を撮りながら、飼育員さんに言われるがままに撫でてみます。怖がって軽く撫でてしまうとくすぐったいそうなので、がしがしという感じで撫でてみました。

それにしても、近い…。

最初はさすがに怖くてカメラも引き気味ですが、だんだん少しずつ慣れてくる、ような気がします。しぐさなどだけ見ていれば、大きなネコ。しっぽや肉球を触ってもよいということで、めったにない機会なのでじっくり観察するチャンスです。

ガラスも柵も無く、この距離でトラに触るなんてことは、日本では全く想像できません..。
同行者みんなでチケットを買っていれば、一緒に写真を撮ることも可能ですよ。飼育員さんは基本的にはカメラ役はしてくれないので、お互い取り合ったりセルフィ―を活用するとよいです。

チケットを買う際に、別料金でプロのカメラマンにお願いして後からUSBなどに入れてデータをもらうことも可能です。



ふれあい&撮影タイムが終わった後には、トラの生態や保護状況に関するクイズなどが園内のあちこちに掲示されているので、それを見て学ぶのも面白いです。ふれあい体験だけなら時間はそこまでかかりませんし、逆にトラたちを眺めながら食事ができるレストランでゆっくり過ごすこともできるスポット。

タイならではの未知の体験。安全面や得手不得手など気になるポイントは多いですし、すべてが自己責任。ですが、動物好きな方やトラに触ってみたい方は、チェンマイ市街を離れた郊外で忘れられない体験をしてみるのも、ありかも…?

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