タイと言えば「タイ古式マッサージ」。タイへの旅行経験が無い方でも、タイマッサージのファンはたくさんいらっしゃると思います。日本だけではなく、世界で人気なタイマッサージ。実はチェンマイにはそのタイマッサージを学べる学校がたくさん。チェンマイで暮らしながら学べるのは環境としてもうらやましい限りです・・・。今回は、Trippino CHIANGMAIチームが行ったチェンマイのマッサージ・スパをご紹介します。
Fah Lanna Spa
北タイの雰囲気をたっぷり味わえる一軒家スパ。ランナースタイルの伝統的なマッサージを体験できます。写真は旧市街の店舗の入り口の様子。
現在はニマンヘミン・旧市街・ナイトバザールの3店舗で営業中とのこと。https://www.fahlanna.com/
オンライン予約か、ホテルなどの滞在先のスタッフに依頼して予約がおすすめ。特別な空間で贅沢な癒しの時間を味わえますよ。帰りにいただくお茶も美味しい・・・
旧市街店の入り口も雰囲気があり素敵
一気に南国リゾートの世界に入り込むことができます
ニマンヘミンの街歩きに疲れたら、ふらっと立ち寄りたい気軽なスパ。1時間250THBからのお値段もうれしいのと、大きな通りに面していて中の様子がわかりやすいので旅行者にも安心。価格が安いマッサージだとクオリティは・・・?と心配になりますが、こちらのスパはどのマッサージの方もレベルが高く満足度が高かったのでおすすめ。
メインストリートに面していますが、中は意外にも?落ち着いた雰囲気です。
寺院の中でトークセン
Tok Sen
お寺の中にマッサージ屋さんがある、という感覚に慣れてきたらかなりのタイ通。チェンマイで受けたいマッサージの一つ、「トークセン」。タイ北部に伝わる伝統的なマッサージです。トークセンは木槌と杭をつかって、全身をトントンと叩いていき、筋肉のコリを木槌の振動で緩ませていく、少し不思議な感覚のマッサージ。すべてのマッサージ屋さんにトークセンの施術者がいるわけではないので、興味がある方はトークセンマッサージが可能な場所を調べてから行くのがおすすめ。ワットマハワンは寺院の中なので豪華なスパというよりかなり庶民的ですが、そこがまたチェンマイらしい雰囲気があり魅力的です。
寺院でのトークセンの相場は250THB~300THB程度
時間が無い時は30分のフットマッサージも選べるのがうれしい
気が付くと木槌のリズミカルな音が眠気を誘う・・体が軽くなる不思議な感覚です
マハワンのほかにも、旧市街の南部にある「ワット・パン・ウェーン」。ここもお寺でトークセンマッサージが受けられます。トークセン好きは、このどちらかの寺院の場所をメモしておき、ホテルやお出かけの途中に立ち寄っても良いかもしれません。少し混雑しているときは、先にお寺に行き予約をして、それまで近くのカフェでゆっくり過ごす、という過ごし方も。
ワット・パン・ウェーンについてら、この仏塔を見つけるとその奥にマッサージが。
トークセンが220THBになっている(安い)のはもちろん、タイマッサージが180THBと破格。(2023年11月時点)
フットマッサージのイメージイラストだけテイストが異なるのもタイらしい
San Kamphaeng Hot Springs
チェンマイ中心部から車で焼く1時間程度東に走ると、地元でも有名な温泉観光地に到着します。水着やタオルを借りることもできるので、手ぶらでもOK。湧き出る温泉にちょっと驚きつつ、温泉卵を作ることもできるので日本の温泉地のように楽しめます。この施設内にマッサージや足湯もあり、土日は地元の人々でにぎわいます。
休日は家族や観光客であふれる人気スポット
王道のタイマッサージ以外にも、様々な「癒し」を体験できるチェンマイ。買い物や街歩きの合間に寄るのもよし、一日マッサージの日を作ってスパに籠るのもよし。今はオンライン予約が可能なスパも増えているので、日本にいる間に事前に予約をすることもできます。人気店やロングコースのスパパッケージは事前に問い合わせや予約が安心です。チェンマイとバンコクでマッサージの特徴の違いを見つけてみるのも面白いかもしれません。今回ご紹介した以外にも、ハーバルボールマッサージやアロマオイルマッサージ、健康法のルーシーダットンなどとたくさん種類があるのでお気に入りをぜひ見つけてみてください。
(※情報は取材時当時のものです、最新情報は各店舗にお問い合わせください)