TRIP01

伝統あるランナー文化に触れ
古都を感じるホテルステイ

チェンマイのホテルには、寺院建築の特長といわれる「ランナー建築様式」の建物が沢山あります。タイの歴史を知っていても知らなくても、目で見て可愛く、入ると心が落ち着き癒されるこの建築様式が何となく気に入ってしまう人が多いんです。せっかくのチェンマイ滞在、ランナー文化に触れられるホテルでゆっくり、数百年前のタイの歴史を感じてみましょう。

  • ランナー文化とは

1292年に成立したとされるタイの「ラーンナー王朝」時代に育まれた文化をラーンナー文化・ランナー文化と呼んでいます。モン族やタイヤイ族、ビルマ族など様々な民族の文化交流が行われ形成されてきました。建築や仏像の様式、言葉や料理、工芸などの分野で「ランナー文化」が育まれてきました。

ホテルやお店の名前にも「ランナー」という言葉がついていることが多いので、よく聞くことがある言葉です。明確にランナー建築様式の定義が発表されているわけではないのですが、そのランナー王朝時代の建築様式の特長をいくつか。

ランナー建築様式の特長

  • 屋根が2層や2層に構えれれていて急傾斜。
  • 屋内は天井が高くて、チーク材が使用されている。
  • チーク材の太い柱が建物を支えている。
  • 高床式である。

確かに、チェンマイの寺院はほとんど当てはまるところばかり・・これらランナー様式のポイントがホテルやカフェ、最近だとスターバックスの店舗にも融合されて現代も伝統が引き継がれています。

一瞬でチェンマイモードになる Yaang Come Village Hotel

 

Yaang Come Village Hotel(ヤーン カム ビレッジ ホテル)はまさにランナー文化を感じられるホテル。

ロケーションがナイトマーケットから徒歩5分ほどの旧市街にありながら、緑に囲まれたリゾート空間でとっても静かなのに驚きます。

朝早くから庭の手入れをしているスタッフがにこやかに話しかけてくれます。もちろん、レセプションスタッフは皆ランナースタイルで出迎えてくれますよ。

細かなところが可愛い、写真を撮りたくなる部屋

お部屋に置いてあるスリッパとパジャマ、よく見ると象柄・・・!

繊細なデザインの柱が立つレセプション前で旅の作戦会議。後ろにある大木が歴史を感じます。

 

ピンクのランナー様式が可愛いTri Yaan Na Ros Colonial House

銀の寺ワットシースパンの近くに見つけたホテル、Tri Yaan Na Ros Colonial House(トリー ヤーン ナ ロット コロニアル ハウス)道路に面しているレストランカフェの奥に、ホテルが繋がっています。

プールの音と風で揺れる木々の音が優しく響きます。

チーク材の家具と歴史を感じる内装にうっとり

夜はまたぐっとおしゃれな雰囲気に。部屋数自体が多すぎないホテルでは、宿泊者が思い思いに過ごしていて良い時間が流れます。

おしゃれで近代的なホテル、まるで友人の家にお邪魔しているかのようなゲストハウス、と様々なホテルがあるチェンマイの中でも歴史を感じながら癒されるランナー様式を取り入れたホテルステイはチェンマイをもっと好きになるきっかけになります。

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