TRIP07

チェンマイの街から離れて
森の中に小さなホテルが生まれた理由

「世界の誰かに会いに行く」シリーズ。今回はチェンマイ空港より南側、hangdong(ハーンドン)エリアにある大自然に囲まれたヴィラ「Foresta Villa」にやってきました。中心部から車で約20分ぐらい、チェンマイナイトサファリの横通りを抜けると、すぐ大自然が広がる場所にあります。

朝からジャス音楽が流れる素敵な空間で、ゆっくりコーヒー入れてもらいながら、オーナーのAke(Warapong Matiang)さんにいろいろお話を伺いました。

Akeさんのこと教えてください。

(Ake):

出身はスコータイ、15歳ぐらいからチェンマイに移ったので、ほとんどチェンマイ人です。学校を卒業後、初めは新聞社に勤め、その後チェンマイのフリーペーパー「compass」の制作に17年ほど携わってきました。現在もcompassの広告マネージャーもつとめながら、ヴィラを経営しています。

この場所でホテルをはじめようと思ったきっかけは何ですか?

(Ake):

compassでいろんなホテルやお店を取材している中で、自分好みのホテルを見つけてはじっくり研究していたおかげで、自分でもやってみたいなという気持ちがうまれていきました。

場所については、自転車が好きでいろんなところに出かけていた時に見つけました。雰囲気がすごく気に入って、土地を買って、まず自分の家を建てました。7年ぐらい自分が住んでみて、ここでもっと何かできないかなと思い、隣にホテルを建てました。着工から10ヶ月、2016年10月にオープンしました。

●デザインのこだわり

(Ake):

白をベースにして、木で清潔感があって、落ち着くデザインにしています。部屋は4つだけの小さなホテルです。1Fはツイン2部屋、2Fはダブル2部屋です。それぞれ家にいるかのように感じてもらうために、四角いワンルームではなく寝室や洗面所を区切っています。

家具やデコレーションは、自分で DIYで作りました。例えばランプは古い椅子の足をつかって、上のシェードはバスケットと組み合わせしました。

ダイニングルームのテーブルや椅子もアンティーク家具を組み合わせています。

個人的に中古マーケット行くのが大好きで、毎週行っていいものを探していました。今も時々行っています。

●ホテルのおすすめメニュー

(Ake):

3つ選べる朝食ですね。実際にこのエリアで食べてみて美味しかったと思ったパンや料理を取り入れています。毎朝、私が朝ごはんを準備しているんです。朝食+150THBで用意しています。

チェンマイのホテルの魅力はなんですか?

(Ake):

人(オーナー)と自然、ですかね。最初、ホテルはチェンマイにもうたくさんありすぎるんじゃないかと思っていたんです。でもやってみたら、まだまだ街にあるホテルとは違うやり方で良くしていけると感じました。

もちろん街に泊まりたい人もいるけれど、昔と違って、ここみたいに街からは少し離れたところに泊まりたいという旅行者も増えてきてます。そういう人は、落ち着く・何もしない・ホスト(オーナー)に会っておしゃべりする、みたいなことを望んでます。外国人の個人旅行者が増えて、そんな話を直接私に聞かせてくれます。

このホテルの周りは大自然あるので、自転車やランが好き、あるいは静かに本を読みたい、何かを書きたい、という滞在には最適だと思います。

●世界からいろんな人が来ると思いますが、印象的だったお客さんはいましたか?

(Ake):

韓国人の若いお客さんが多くお泊りに来てくれていますね。一度TRIPFULという韓国の雑誌に紹介されたのがきっかけです。

あとは中国の若い方々ですね。みんないい人ばかりでした。キッチンを使って物もちゃんと洗ってくれるとか、部屋を丁寧につかってくれるとか。

●日本からのお客さんは多いですか?

(Ake):

時期によって変わりますが、だいだい30%ぐらいですね。ほとんど女性で一人旅か二人旅です。一週間ぐらい長く泊まっていかれる方が多いです。たぶん口コミで紹介されて、直接予約されます。あとはagodaからが多いかな?(お部屋の料金は1000〜1500バーツです。)

これから新しいプロジクトなど計画されていますか?

(Ake):

今はまだないですね。まずは今のホテルで精一杯ベストを尽くしたいんです。私はすごく心配症すぎてよくないんですが、例えば、お客さんはちゃんと目的地にいけたか、お昼は食べたか、ここにきて楽しんでるのか、など一人一人のことを考えてしまう。多分、みんなにいい思い出を作ってあげたいのです。

このホテルはただ泊る場所ではなく、ホストに会いにきて、いい思い出を自分の国に持って帰ってもらえる。そんなホテルにできたらいいなと思っています。

 

さいごに、Trippino CHIANGMAIを見ている日本人にひとこと!

(Ake):

一度ちょっと中心部から離れて、このエリアに泊まってみてください!チェンマイの他の場所と違う、また新しいチェンマイを見つけられるかもしれません。

Akeさん、ありがとうございました!

泊まるだけじゃなくて、私に会いに来て欲しい。「世界の誰かに会いに行く」にぴったりのコンセプトをお持ちの素敵なオーナーさんでした。

ちなみに、近隣エリアでAkeさんのおすすめの場所はwat ton kwenですとのこと。近代化されてない古いランナースタイルが残っているお寺です。

そして、Akeさんが通ってホテルのオブジェひとつひとつを見つけてきたアンティークのマーケットはchang klanにある土日しかやってない中古マーケット。今ではすっかり出店者の人たちとお友達になりました笑、と素敵な笑顔で教えてくださいました。

行かなきゃきけないところがたくさん。。

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