東南アジアのマーケットや市場というと、観光客が多く訪れるナイトマーケットを想像しがちですが、チェンマイを一番楽しめるのは「朝のマーケット」かもしれません。
鳥の鳴き声で目覚めたら、気温が暑くなる前にマーケットに出かけましょう。もちろん、お腹はすいたままで。なるべく荷物は少なく、コンパクトにたためるエコバッグだけは忘れずに。あと、こまかいお金もあるとベスト。
朝のマーケットでは、オーガニック野菜にチェンマイコーヒー、行列のできるパン屋さん、ハンドメイド雑貨が並んでいます。観光客の多いお土産商品が並ぶマーケットとは一味違うお買い物を楽しめます。毎週末、チェンマイのどこかしらで開催されているのでチェンマイ滞在中には必ず予定にいれたい場所です。
オーガニックのファーマーズマーケットが人気な朝マーケットといえば、JJマーケット（Jing Jai Market）。（第1・第3日曜のみ開催？）チェンマイ人だけでなくチェンマイに住む日本人も好む市場だそう。場所はチェンマイ中心部から北に向かって約1.5キロ。
ソンテウに乗り、「JJマーケットへ！」とひとこと。
大きな道路に「JJマーケット」の看板を見つけたら、まずは建物の中へ。さりげなく地図が貼ってあります。
本当にこの先にマーケットがあるのか不安になる骨董品エリア。どんどん進んでみましょう。
通り抜けると突然マーケットエリアに。
早朝とは思えないほど大賑わいのマーケットエリア
オーガニックマーケットと言われるだけあって、オーガニック野菜や果物、珈琲が豊富です。チェンマイの保健省が主催しているとか。PURE ORGANIC HALLという建物の中に並んでいる10軒ほどのお店、ここの商品は正式にオーガニック認証されているそうです。
フルーツが食べたかったので迷わず購入、マーケット探索のはじめにいただきました。
隣にあったコーヒースタンドも気になりつつ、外に出てみると選べないほどのコーヒー屋さんの多さ。
オレンジピールが入っていてすっきり！気温も上がってくるので、水分補給は忘れずに、小まめに。本音は全部のお店を飲み比べしてみたい・・
ケーキの写真をインスタにアップ、はチェンマイ男子の定番
自転車でコーヒーを売るお兄さん
総菜も売っているフードコーナーで朝ごはん調達。
屋根付きのエリアには野菜や果物がずらり
チェンマイのアボカド、丸くてかわいいです。チェンマイの家庭ではまだまだメジャーな野菜では無いそう。
滞在先にキッチンがついているなら野菜やスパイスをマーケットで買って、そのあと近くのスーパー「テスコロータス」へ。
毎週日曜に開催されているファーマーズマーケットの他に、隔週で裏手にはフリーマーケットのような小物や服、雑貨を販売しているエリアがもあり、私たちが訪れた時はこの裏手のマーケットがとてもにぎわっていて、ミュージシャンにフードワゴンも出ていてお祭りのような雰囲気でした。
結局迷いに迷って何も買えなかったことを悔やんだカゴバック屋さん
日本だとためらうデザインでもチェンマイにはすっとはまるから不思議。
歩けないほど混雑しているナイトマーケットも楽しいけれど、掘り出し物を見つける感覚で朝のJJマーケットも楽しい。土曜も開催しているとのことですがお店の件数がまちまちだったりするので注意です。
チェンマイの空気を身体で感じ味わうには、その街に生きてるひとと同じ朝を迎えること。住んでいる人に混ざって、朝からアクティブに動いてみましょう。
